いまだに健在☆キング・カズ☆動画集

三浦和良はよくカズと言われていた。彼がブラジルから帰ってきて初めて日本でみせたプレーに我々は大きな歓声をあげた。それまでに日本人がやったこともないプレーを随所でみせてくれ、観客を楽しませるだけでなく、結果もちゃんと残してきている。唯一残念なのは彼がワールドカップに出場できていないことである。当時、それは大きなニュースとなった。しかし、彼はそのことについて大きくヘソを曲げることもなく、ただただ自然に生活を送った。彼は自分自身を冷静にみれるタイプなのであろう。そのため、現在においても現役を退くこともなく、まだまだピッチでプレー出来るのであろう。  

サントスでプレーしたことのある三浦知良がブラジルのテレビ取材を受ける動画である。その中で彼はブラジル人の思考でプレーするポルトガル語でプレーすると語っており、やはり彼の原点はブラジルなのだと感じた。彼は日本サッカーがまだ未熟な頃から世界に出て行き、世界を肌に感じていた。その経験があったからこそ現在の日本サッカーの発展があったのだと思う。また、この動画の中ではカズがキングと言われる所以についても語られており、なかなか日本のメディアでは伝えることがむずかしいことをここでは触れられており、おもしろい動画であった。また、横浜FCの中での彼の重大性もかいまみることができた。
  

日本サッカー界の救世主とも言うべき、キングカズこと三浦知良、彼は日本代表を国際レベルにまで引き上げることに大変尽力した男である。そして、初めて日本がワールドカップに出ることになり、最終選考で彼は代表からもれることとなる。しかし、彼は腐ることなく、一選手、ファンとして日本代表を応援し続けている。そんな彼のスタイルはとても素晴らしいと思う。当時の監督も苦渋の選択だったと思うが、ああいう決断ができた監督にたいしてもまた賞賛を送りたいと思う。勝負の世界というのは甘くない。勝つためには、そういう戦力もとることも時にはあるということを感じた  

走りながらリフティングできる男、三浦和良、元祖日本のスーパープレーヤーと言っていいのではなないだろうか。ヒールリフトも軽くみせることができる。そして、左右の脚でも軽々とシュートへ持ち込むことが可能である。そんな彼のプレーの根源と言えば、ブラジルなのである。そのためか、彼のプレーはブラジル選手のプレーに近い印象を受ける。彼の練習今回の動画で行くと走りながらリフティングや、ヒールリフトの連発はブラジルの選手がリラックスをするときやウォーミングアップにするものである。  

Jリーグ発足の前から活躍をし、Jリーグ開幕の時には華々しい試合をみせてくれた三浦知良、現在の日本サッカーの先駆けと言える存在である。日本代表として各国と対戦をしながら、日本人発イタリアのセリエAでプレーをして、まさに日本サッカー界のパイオニアであると思う。そんな彼は自身が憧れていたワールドカップには一度も出たことがないが、誰よりも日本サッカー、そして日本、日の丸を愛していることがわかる。それは後半のチャリティーマッチをみてもわかる。そして彼がプレーするからこそ周りが元気になっていくのだと思う。まだまだカズダンスをみせてくれると思う。